新着ニュース


ジョージ、火葬へ


『メール・オン・サンデー』紙によると、ジョージは遺志どおり、死亡発表前にロサンゼルスで火葬されていた。葬儀などでファンが集まって大騒ぎになるのを避けたいという本人の希望によるとのこと。
また、BBCによると、ジョージは友人であるデ・ベッカー(de Becker)氏のロサンゼルスの自宅で亡くなり、葬儀業者のハリウッド・フォエバー(Hollywood Forever)がその20分後、同所に呼ばれた。
彼の家族が彼の死の床を囲むように手をつなぎ、彼の遺体に向けて簡単な祈りを捧げた後、遺体は火葬場に運ばれた。
葬式にかかった費用はわずか350ポンドほど。式の後、家族は遺灰を受け取った。
ジョージは病床で、自身の死後の手順を決めていたとも伝えられている。彼はオリビアとダニーに病室で自分の死後の希望をメモさせていた。
メモには、(1)英国の自宅には帰らない(2)病院では死にたくない(3)死後10〜12時間は秘密にし火葬を済ませる、などが書かれてあったという。
ジョージは、妻と子供をメディアから守りたいと考えてのことだという。発表のときにはオリビアとダニーは、イギリス行きの飛行機に乗っていたと伝えられている。
インターナショナル・ソサイエティー・フォー・クリシュナ・コンシャスネス(International Society for Krishna Consciousness:クリシュナ意識国際協会)のメンバーは、ジョージの遺灰は、彼が好きだった精神の静養先を流れるインドのヤムナ(Yamuna)川にまかれるだろう、と述べた。
「彼はそこを訪れると数日は滞在していました。そこではだれも彼を知らず、安らかな精神状態で崇拝することができました。ジョージは彼の人生同様、死もプレイベートなことにおさめたかったのです」
今年8月には、ジョージはインドをお忍びで再訪し、ガンジス川で沐浴もしていたという。


[ジョージ・ハリスン関連ニュース一覧にもどる]