新着ニュース


アメリカではマイ・スウィート・ロードの売上を独自に寄付


アマゾン・ドット・コムによると1月14日に再リリースされるジョージのシングル「マイ・スウィート・ロード」(1970年初リリース。今回、表題作ほか「レット・イット・ダウン」、「マイ・スウィート・ロード2000」を収録)のアメリカでの売上金は、カリフォルニアの自己実現教会(Self-Realization Fellowship)に寄付されれる予定とのこと。
「ハリスン氏のご家族が私たちを選んでいただいたことにとても感激しました。」と広報担当のローレン・ランダース(Lauren Landers)は語った。「精神性という観点からジョージがはとても価値のある人でした。彼の作品と彼のそぶりのすべては、彼がどういう人物であるか多くを物語っていて、深遠な思いやりの気持ちがありました。」
自己実現教会とは、パラマハンサ・ヨガナンダ(Paramahansa Yogananda)の教えを普及させている団体。ヨガナンダは1920年にヨガと瞑想に関する自分の哲学を広めるためにこの協会を設立者で、ヨギの自伝で非常に有名である。ジョージが精神的な影響を受けたとしばしば語っていた人物でもある。
すでにお伝えしているようにアメリカ以外でのシングルの売上金は、1973年にジョージが設立した慈善団体「マテリアル・ワールド・チャリタブル・ファンデーション(the MaterialWorld Charitable Foundation)」に寄付される予定。この団体は、世界中の子供たちや貧困に苦しむ人々のために基金を集めている慈善団体で、1973年に「マテリアル・ワールド(Material World)」をジョージが設立し、その年のアルバム『リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』のロイヤリティーをここに寄付している。
 再リリースされる「マイ・スウィート・ロード」には、ジョージが撮影した写真に加え、新しいイラストが掲載される予定。この曲でジョージはソロとして初めて全米ナンバーワンを獲得し、4週間この座を維持した。


[ジョージ・ハリスン関連ニュース一覧にもどる]