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ポール、リンダの死について語り、乳癌の早期治療を呼びかける


イギリスでは、『サン』『デイリー・メイル』紙にポールのインタビューがあいついで掲載され、リンダには余命を告知しなかったことを明かし、女性に乳癌の早期発見、早期治療を呼びかけている。
「残念なことに、リンダはもう手遅れだった。2年半かけて治療を受けたけど、もうどうすることもできないということがわかった。だから、すべての女性に言いたい。自分には関係ないと思っていても必ず検診を受けることを考えてほしい」
また、リンダの死の1週間ほど前に、あと数日の命であることを知らされていたが、ポールはそれをリンダには言わなかった。
「知っているのは僕だけだった。医師のひとりは、リンダに知らせるべきだと言ったが、僕は知らせないほうを選んだ。リンダが望んでいないと思ったから」
「悲しみをすっかり洗い流す最良の方法は、涙を流すことだ。僕は、涙はこらえるものと言われて育った世代だから、リバプールで母を亡くしたときも必死でこらえた。でも今はそんなことはしない」とも語ったポールは、リンダの死による深い悲しみから立ちなおるためにカウンセラーの力を借りたことも告白した。「愛する人を亡くしたら、だれでもその人に対していつも完璧でいるべきだったと思うはず。僕も完璧であることはできなかった。だからリンダが亡くなったあと、大きな罪の意識を感じた」


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