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ジョン・レノン・ミュージアム2000年秋に開設へ


世界で最初のジョン・レノン・ミュージアムが、2000年秋をめざして日本に開設されることになった。場所は埼玉県の新都心構想の中心施設として来春竣工する「さいたまスーパーアリーナ」。事業主体として運営にあたるのは大成建設。内容面での企画・運営は、日本におけるビートルズのライセンシング・エージェントであり、ビートルズおよびジョン・レノンに関するオフィシャルな活動を展開しているプロデュース・センターの全面的な協力のもとすすめられる。
現在、どのようなミュージアムにするか検討がすすめられており、いずれ具体的な内容が正式発表されることになる。単にジョン・レノンの遺品が展示されるだけではなく、ジョンの生涯、音楽作品や芸術作品、メッセージや思想が多面的に紹介されることにより、ジョン・レノンを感動的に体験できる場としてのミュージアムが構想されている。
ヨーコは、「ジョン・レノンのスピリットを21世紀に伝えていくさまざまな試み」のひとつとしてこのミュージアムを位置づけており、「ジョン・レノンの第二の故郷でもある日本にこのようなミュージアムができることを楽しみにしている」と語っている。
また、長年にわたってジョン・レノン・ミュージアムの実現に向けて尽力してきたザ・ビートルズ・クラブの斎藤早苗代表は「ジョン・レノンを『ミュージアム』という枠におしこめるのではなく、ジョンが自分自身の生き方として実践するなかでその気持ちをストレートに表現した作品やメッセージを、ともに感じることのできる空間になることを願っています」と協力を表明している。


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