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ジョージ・マーティンの楽譜がエルサレムで盗難に


イスラエルで毎年恒例の文化イベントに、ジョージ・マーティンがゲスト・コンダクターとして招かれ、6月2日にエルサレムでコンサートが行なわれ、ビートルズの曲が演奏された。
マーティンはイスラエル・フィルハーモニック・オーケストラを指揮したが、そのときに使われた楽譜が、休憩時間に何者かによって持ち去られてしまった。コンサート中、マーティンは1曲終了するごとに使い終わった楽譜を床に置いていたという。持ち去られた7曲分の楽譜のうち2曲分はコンサート・ホールのロビーで見つかり、その後1時間もしないうちに観客が別の2曲分を見つけて届けてくれたが、残りの3曲分が行方不明となった。
コンサートは4日にテルアビブでも行なわれることになっていたが、マーティンは、楽譜のコピーを持って来ていなかったため楽譜なしでは演奏が不可能だとして、楽譜が返ってこないかぎりコンサートは中止だと告げた。あわてたイベント・プロデューサーのゼブ・イージックがラジオをとおして楽譜を返すようにと訴えたところ、結果的に7曲分のうち6曲分までがマーティンの手元に返却され、4日のコンサートは予定どおり行なわれた。


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