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クリッシー・ハインド、リンダ・マッカートニーを語る

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ポールとリンダの友人であるプリテンダーズのクリッシー・ハインドは、アメリカのABCからインタビューを受け、そのなかでリンダについても語った。自身もふたりの10代の娘を持つハインドは、リンダを尊敬するいちばんの点は、4人の子どもたちへのしつけの仕方にあるという。「あれだけの富と名声のなかにありながら、リンダはまったく普通の人と同じように子どもたちをきちんとしつけて育てました。いったいどうしたらそんなことができるんでしょう。ほんとうに尊敬してしまいました」
プリテンダーズのニュー・アルバム“VIVA EL AMOR”がリリースされたが(日本では5月26日、ワーナーミュージック・ジャパン/WPCR 10334、税抜2,400円)、ジャケットに使われているハインドのポートレイトを撮ったのはリンダ。そのときのフォト・セッションが、リンダにとって最後の仕事のひとつとなった。「リンダはこの写真を撮って、こう言いました。『2〜3週間したらまた会いましょう。私はこれからアメリカに行くのよ』。そして1か月後に亡くなりました。リンダが亡くなって少したってから、ある人が私に封筒を届けにきて、『リンダがあなたに渡してほしいと言っていた』と言うのです。封筒の中味は、このポートレイトでした」「リンダは自分がもう長くないことを察していたのです。おそらくだれが思っていたよりも、だれが明かしたよりも、ほんとうははじめからもっとずっと病気が深刻だったのではないかと思います。でもみんなは、闘いに勝ってほしいと思っていましたからね」
また、このアルバムのインナー・スリーブには、メアリー・マッカートニー(ポールとリンダの次女)が撮影した写真が使われている。


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