新着ニュース


ポール、『MTV ミュージック・アワード』にプレゼンターとして予告なしに登場


9月9日にニューヨークのメトロポリタン・オペラ・ハウスで、「1999年MTV ビデオ・ミュージック・アワード」の授賞式が行なわれ、クライマックスとなるビデオ・オブ・ザ・イヤーの発表の際に、ポールがステージに現れてマドンナとともにプレゼンターをつとめ、受賞者の女性シンガー、ローリン・ヒルに賞を贈った。
「ビデオ・オブ・ザ・イヤー」の発表に際しては、まずマドンナのファッションの変遷を示す女装した男性10人がステージに登場。ほんもののマドンナが現れ「どうやら手を貸してもらうには、れっきとした男性じゃなきゃだめなようね」とからかったあと、それまでのふざけたムードから一転してあらたまった雰囲気となり、マドンナが「これから紹介するもうひとりのプレゼンターを深く敬愛しています」とやや緊張ぎみに述べて、ポールの名を告げた。ポールが授賞式に出ることは予告されていなかったこともあり、実際にポールがステージに上がると、客席から大歓声が起こった。ポールは緊張した雰囲気をときほぐすかのように、まずマドンナに向かってこうたずねる。
「ベイビー、僕らこんなところでなにしてるんだろ?」
そしていよいよ「ビデオ・オブ・ザ・イヤー」の受賞者の発表のとき、ポールは次のように述べた。
「受賞者は…男だな、名前は『ローレンス・ヒル』!やつのことは、僕も大好きだよ!」
ローリン・ヒルは「ドゥ・ワップ」で「ビデオ・オブ・ザ・イヤー」のほかに、最優秀女性ビデオ、最優秀R&Bビデオ、最優秀アート・ディレクション・イン・ア・ビデオの4部門で受賞。
また、リッキー・マーティン(「リヴィン・ラ・ヴィダ・ロカ」で最優秀ポップ・ビデオ賞と最優秀ダンス・ビデオ賞を受賞)は、受賞スピーチで次のように述べた。「エルビス・プレスリー、ビートルズ、マイケル・ジャクソン、そしてマドンナに感謝します。ポップ界をリードし、僕にポップ音楽の美しさを教えてくれて、ほんとうにありがとう」


[新着ニュース一覧にもどる]