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ポールの「ノー・アザー・ベイビー」のプロモーション・ビデオ、共演者の証言


ポールのニュー・シングル「ノー・アザー・ベイビー」のプロモーション・ビデオの撮影が、10月12日と13日にイギリスのバッキンガムシア州のパインウッド・スタジオで行なわれた。愛する人を失ってしまったことについて歌った‘No Other Baby’のプロモーション・ビデオには、悲しげなポールがぽつんとボートに乗っていたり、楽屋でひとり髭をそっていたりと、心の痛手と闘うポールの孤独な姿が映しだされている。
ビデオでポールと共演した役者ローレンス・ギルモアが、撮影のときのことについて報告している。
「僕は6歳のときからポールの大ファンだ。最近では『スターズ・イン・ゼア・アイズ』などイギリスのテレビ番組や世界中の劇場でポールのトリビュート・ショーも行なっている。その僕がポールから「ノー・アザー・ベイビー」のビデオへの出演依頼を受けたのだ。2日間、朝8時から夜までポールとロケを行なった。僕の役割は基本的に、ワイド・ショットで撮影するときにポールの代役をつとめることだった。僕は1980年代から90年代前半のころのポールに少し似ているところがある。撮影のあいまには、ポールと話す時間がたっぷりあったが、ほんもののポールは気軽に話しかけたくなるようなとても親しみやすい人だった。制作スタッフの話では、仕事のしやすさから言ってもスターのなかではポールがこれまででいちばんだという評判だ。僕は『ラン・デヴィル・ラン』のジャケットに写っているエピフォンを持たせてもらうことができた。ポールは、それが「タックスマン」でギター・ソロをやったときに使った楽器だと教えてくれた。それからポールがアコースティック・ギターを弾いて、ふたりで何曲かいっしょに歌った。また、わざわざ時間をさいて、僕の持っているヘフナーのベースを使ってヘフナーについていくつか教えてくれたりもした。ほかにも一生だいじにとっておきたいような特別の思い出がたくさんできた」


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