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ポールが抗議していた動物実験プログラムをアメリカ政府が見直し


アメリカ政府が昨年秋に決めたHPV化学薬品テスト・プログラム(動物実験プログラム)に対し、今年2月にポールがゴア副大統領に抗議の手紙を送ったり、多くの有名人や草の根レベルで大々的な抗議キャンペーンがくりひろげられてきたが、このたびアメリカ政府と反対派との話しあいが合意に達したことを、PETAが10月15日のニュース・リリースで伝えている。
PETAによれば、可能な場合には動物を使わない実験を行なうことを政府が約束したことで、犠牲になる動物の数が大幅に減らされるという。アメリカでは現在2,800種類の薬品がテストの対象になっており、当初は約130万匹の動物が実験に使われることになっていたが、今回の合意で80万匹の動物の命が救われることになったとされている。米環境保護局(EPA)は、全米の大手化学薬品メーカー900社に対して、プログラムの見直しを伝える手紙を10月15日に送った。PETAも、ゴア副大統領に対する草の根レベルの抗議運動を打ち切ることに同意した。


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