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イエロー・サブマリン、ドイツのテーマ・パークのアトラクションとして登場


映画『イエロー・サブマリン』をもとにしたバーチャル・リアリティのアトラクション「ザ・ビートルズ・イエロー・サブマリン・アドベンチャー」が、ドイツのテーマ・パークのアトラクションとして登場した。テーマ・パークはソニーによって作られた「ミュージック・ボックス」という音楽を主題にしたもので、「イエロー・サブマリン・アドベンチャー」はその呼びものとして、1月20日からサービスが始まっている。このプロジェクトは、アップル、ソニー・ディベロップメント(カリフォルニア州バーバンク)、ソニー・エンターテイメント(ベルリン)の合意のもと、ソニー・ディベロップメントのトップ・デザイナーを集めたチームによって実現した。
「イエロー・サブマリン・アドベンチャー」はディズニー・ランドの「スター・ツアーズ」や、ユニバーサル・スタジオの「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ライド」にたとえられるようなアトラクションで、黄色い潜水艦に見立てたカプセルは一度に30人を収容。カプセルの外のエリアも、壁などが『イエロー・サブマリン』のイラストで彩られている。
映画『イエロー・サブマリン』と同じようにこのアトラクションでも、ブルー・ミーニーからペパーランドを守るため旅に出るというストーリーになっていて、3とおりのアドベンチャーが用意されている。「乗組員」となる客が参加することでペパーランドを救うことができるというインタラクティブなもの。映画でおなじみのキャラクターも多数登場し、バックには「愛こそはすべて」などビートルズ・ナンバーが流れる。
アップルのニール・アスピノールは次のように語っている。「ソニー・ディベロップメントがビートルズを『ミュージック・ボックス』に登場させたいとアプローチしてきたとき、アップルではちょうど『イエロー・サブマリン』関連のニュー・リリースを計画していたばかりでなく、最新テクノロジーを利用してアトラクションのようなことはできないかと考えていたところだったのです」
昨年9月にバーバンクのソニーでVIPを招いて行なわれたこのアトラクションの試乗会は大評判だったという。ソニー・ディベロップメントでは、ビートルズとともに育った世代とビデオ『イエロー・サブマリン』を観た若い世代の両方をターゲットとしており、人気アトラクションになるだろうと見込んでいる。


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