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オノ・ヨーコ、スペインでのテロ活動に抗議して徹夜で黙祷を捧げる


オノ・ヨーコは、2月23日にスペインのザラゴサで個展「ワン・ウーマン・ショー/ヨーコ・オノ・エブロ」を開催した。個展開催の前日に起きたスペインの政治家フェルナンド・ブエサ氏のテロ活動によると思われる不慮の死を悲しんだヨーコは、個展初日に用意していたを読みあげる代わりに、テロ活動に抗議し、ザラゴサのアルジャフェア宮殿の前に集まった多くの人々と共に徹夜で黙祷を捧げた。
ブエサ氏は散歩途中に爆発事故に遭遇し死亡したが、この爆発事故はスペインのバスク地方の分離主義グループETAの仕業だろうと言われている。マドリッドでは、ブエサ氏の不慮の死を悲しみ、テロ活動に抗議する何千人もの群衆が町に繰り出した。このような不幸な出来事の渦中にあって、ヨーコは希望と喜びに満ちた「平和宣言」を読みあげる気持ちにはなれなかったと伝えられている。


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