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ジョンのピアノをめぐる起訴


ニューヨークのアートディーラー、サム・グリーンが、1979年にジョンとヨーコから譲り受けたピアノを取り戻すため、ニューヨーク・アカデミー・オブ・アートを起訴した。同アカデミーの役員で長年ジョンと親交のあったグリーンは、訴状に「1988年、アカデミーの特別イベントのためにボールドウィン社の9フィート(約2.7メートル)のグランドピアノを貸し出したが、貸出人の要求に応じて返却することになっていた」と記している。だが、アカデミーのマーゴット・ゴードン前副会長によれば「ピアノは貸し出されたのではなく寄付されたもの。グリーンは自分でピアノをアカデミーに寄付すると明言した」と主張している。ピアノはすでに売却されている。ピアノには「サムへ、ジョンとヨーコより愛をこめて、1979」と記された真鍮のカードが貼られていてジョンが彼にピアノを譲渡したことを証明する書類も持っているという。グリーン側の弁護士は、アカデミーにピアノを返却するか、160万ドルの賠償金を支払うよう要求している。160万ドルは、先日インターネットのオークションでジョンの別のピアノに付けられた価格を適応。グリーンは過去に慈善的な寄付もしているが、このピアノに関しては、返却の権利を主張している


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