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ポール、ジョージ、リンゴ『アンソロジー・ブック』について語る!!


世界同時発売、日本でも、10月5日に発売!!

夢のような企画が実現した『アンソロジー・ブック』。ポール、ジョージ、リンゴの3人が、この本だけのために彼らの物語を語ってくれました。そして彼らとヨーコ・オノ・レノンの許可を得て、テレビ/ビデオ・シリーズ『ビートルズ・アンソロジー』の再現(未使用部分も含めて)も可能になりました。また、世界各地に散らばる資料を苦労して集め、ジョン・レノンの発言についても驚異的な量を掲載することができたのです。さらにビートルズは、この企画のため特別に個々の資料やマネージメントサイドのファイルを開けてくれたのです。それにより彼らが有名になるまでの道程で撮られた写真、彼らの家庭やオフィスに残されていた興味深い書類やメモなどが、初めて公開されることになったのです。世界中が10月5日をこの日をまっているのです。

ポール「“おのれに忠実であれ”。ビートルズの場合、まさにそうだったんだと思う。僕らはいつも、自分たちにすごく正直だった――ビートルズの持っていた図々しいほどの誠実さ、そこに大きな意味があったんじゃないかな。僕らは自分たちの考えを譲らず、思ったままを口にした。それで世間の人たちも、自分たちだって自分の気持ちに忠実になっていいんだ、って考えたのさ。じっさい、それってすばらしいことじゃないか」

ジョージ「この物語の教訓はね、最良のときがあれば最悪のときもやってくるってことだ。ビートルズの場合は、それが極端だったんだよ。愛と憎しみ、絶頂期と停滞期、善と悪、得るもの失うもの、そういうことをすべて僕らは学んできた。誰でも経験することだけど、僕らの人生ではその振幅が半端じゃなく激しかった。結局ね、突き詰めれば、悪いことなんてなにもない。どんなことが起ころうと、そこからなにかを学べたならそれでいいんだよ。学べなかったときだけが問題なんだ。“僕は誰なんだろう、僕はどこへ行くんだろう、僕はどこから来たんだろう?”って迷っているままではね」

リンゴ「彼らほど身近な存在はいなかった。僕はひとりっ子だったから、突然弟が3人できたみたいな気分だったよ。僕らはお互いの面倒を見たし、いっしょにいるとほんとに笑ってばかりだったな。昔はいつでもホテルでいちばん広いスイートをもらって、ワンフロア全部貸し切りだった。だけど結局4人でひとつの部屋のバスルームに集まっちゃうんだ。みんなでいるほうがよかったのさ」


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