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イエロー・サブマリンでバーチャル・リアリティを体験


話題のMillenium Dome(ミレニアム・ドーム)に、新しいビートルズ・アトラクションが登場した。このバーチャルリアリティ・イエロー・サブマリン・ライドは、ドームの客員数を増やすことを期待して新設されたもの。
イエロー・サブマリン・ライドは30シートの潜水艦で、画面にアニメの映像が表示される。バーチャルの世界ではBlue Meanieの攻撃をかわすためにベルリンや東京のファンと一緒に‘All You Need Is Love’を歌ったりする。

年末からのドーム運営をめぐる野村インターナショナルの入札価格には、イエロー・サブマリン・ライドとバーチャルリアリティ・ボーリング・ゲームも含まれている。アップルでは野村インターナショナルがドームの運営権を勝ち取れば、野村と話を進める意向だ。
一方、リバプールのイエロー・サブマリンもまもなく進水式を迎える。重さ20トン、長さ51フィートのこの潜水艦は、1984年のリバプール・インターナショナス・ガーデン・フェスティバルのメイン・ディスプレイだった。1997年にフェスティバル会場が閉鎖された後はそのまま放置されていたが、リバプール市評議員のMike Storey(マイク・ストーリー)が観光客用ディスプレイとして復活させることを決定。当初、Birkenhead(バーケンヘッド)で制作され、マージー川を渡ってきたサブマリンは、研磨剤と20リットルのペンキで美しく生まれ変わり、まもなくシティセンターに常設される。このプロジェクトのRamon Hawley(レイモン・ホーリー)監督は、「大規模プロジェクトはいくつも手がけたが、サブマリンは特別。職人たちも実に楽しそうで、仕事中ずっと‘Yellow Submarine’を口ずさんでいた」と語る。

サブマリンの常設場所は、現在検討中とのこと。マイク・ストーリーは「イエロー・サブマリンはリバプール市の自慢の作品。しばらく放置されていたが、こうして復活させることができて大変うれしい。世界各地からリバプールにやってくる観光客にとっても、楽しみなディスプレイになるだろう」と語っている。


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