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マイケル・ジャクソンのビートルズ・ソング広告使用についてリンゴ語る


「リンゴとポールは、ビートルズが真剣に創ってレコーディングした曲が、ただのコマーシャル・ソングに成り下がってしまうんじゃないかって、ちょっといらついてるよ。」友人の一人がアメリカの雑誌、ナショナル・エンクワイアリーにこう打ち明けている。
リンゴは僕にこう言ったんだ。ジョンとポールは今まで録音された音楽の歴史の中で、最も優れた曲を何曲か書いたけど、それが広告屋達に残されたものだとしたら、あの二人はただのコマーシャル作曲家の二人組ってことになってしまうし、ビートルズは金のためにつまらない仕事をしたグループとしてその名を残してしまうだろう。僕はマイケル・ジャクソンを尊敬しているよ。だから、彼にも、僕らに対する何らかの敬意を見せて欲しいし、いろんな広告を創るときに、僕らの曲を安売りして欲しくは無いんだってね。宣伝や広告に使われているビートルズの曲−しかもそれはジョンとポールが作曲したもの−に対して、マイケル・ジャクソンがライセンス料を取っている。
レノンとマッカートニーは、彼らの曲のカタログ(目録)を売ってしまったいきさつは、有名な話しだが、カタログには、60年代後半に大ヒットした、She Loves You、Yesterday、Helpなどが含まれています。そのカタログはATVミュージックと呼ばれる会社に買われ、1985年にATVミュージックそのものをジャクソンが買ってしまったのだ。


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