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ポール、デジタル通商会社に投資・・続報


ポールの広報担当が、Magex社に「音楽著作権を保護し、音楽ビジネスを促進すること」ためにポールが、相当な金額を投資したと語った。
ポールが、イギリスのMagex社の株式を購入した。インターネットでの音楽およびディジタルコンテンツのダウンロードを合法的に(有料で)行うためのテクノロジを提供しているMagex社は、レコード会社と著作権所有者に対し、オンライン上で作品が不正入手されないよう確実に保護すると主張している。インターネット上での音楽著作権の侵害はレコード業界に大きな波紋を投げかけており、人気の高い音楽サービス・サイトのNasperをはじめ、訴訟問題に発展している。レコード会社はインターネットでの音楽配信に一致団結して対抗する姿勢だが、アーチスト側の意見はふたつに分かれる。レコード会社と同じ反対派と、ファンが手軽に音楽にアクセスできれば人気が高くなり、結果的に売上げが伸びるとする賛成派だ。たとえば、リンプ・ビズキット(Limp Bizkit)などのグループは、Napsterを支持し、ツアーのスポンサーにもNapsterを使っている。ポールがMagex社に投資したのは、明らかにオンラインでの無料音楽配信に反対しているため。ポールの投資額は、4月時点でのMagex社の株式資本8,000万ドルに上乗せされる。Magex社ではこれを、製品開発、マーケティング、海外進出の資金として運用するという。Magex社のパトリック・キャンベル(Patrick Campbell)社長は、「著作権問題に大きな関心を持っているマッカートニーは、自分の著作権保護を検討したときにMagex社の存在を知ったのだろう」と語っている。また、一方、中国政府が公認しMP3サイト「ListenToChina.Com」を開設した。米Houston InterWeb Designは、中国政府から承認を受けた初のMP3サイト「ListenToChina.Com」の開設に向け第1段階をクリアしたと発表した。同サイト開設により、中国のアーチストを支援していくという。現在、英語版のテスト版を公開中で、2〜4週間後には正式公開する予定だ。


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