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ビートルズ・豆・マメ・アラカルト


豆・マメ情報


●スティーブ・モーズ“Major Impacts”
 ディープ・パープルに在籍したことでも有名なスティーブ・モーズが敬愛するギタリストの曲をカバーしたアルバム。
 ジョージ・ハリスンから受けた影響は大きく、モーズ自身が「ジョージは、ギタリストとしてたいせつなのはプレイよりも曲の雰囲気をたいせつにし、音楽的にすばらしいかどうかということだと教えてくれた」と語っているように、収録曲‘Something Gently Weeps’ではギタリストのソロ作品としてはめずらしいアプローチをしている。
‘Something Gently Weeps’という曲名にしたのも単なるメドレー作品ではなく、さまざまな要素を散りばめ、敬愛するジョージ・ハリスンへのオマージュと言える作品となっている。インストゥルメンタル作品。
(葉山真)
●“angelo blu”NERI PER CASO(ネーリ・ペル・カーゾ)
 イタリアン・ポップス界において異色のアカペラ・グループ。それまで、イタリアのポップス界ではアカペラのグループというものは存在しなかったため、衝撃的なデビューを飾った6人組、ネーリ・ペル・カーゾ。ジョンが絶賛したポールの曲‘Here There And Everywhere’をカバーしている。
 無難なアレンジとも言えるが、アカペラということでその透明感のあるサウンドは入り込みやすいものに仕上がっている。コーラスワークの卓越したビートルズの楽曲だけにアカペラにはもってこいなのではないだろうか。
●ジャッキー&ロイ( Jackie&Roy) 『グラス(GRASS )』  1969年発売の夫婦からなるポップ・デュオ、ジャッキー&ロイのアルバムの初CD化。日本では知名度の低いグループですが、ビートルズ・ナンバーを数多くカバーしています。本作でも‘Fixing A Hole’ ‘Lady Madonna’をカバー、収録作品のなかでもビートルズのカバーだけ時間が長いのでファンにはうれしいところ。‘Fixing A Hole’はエンディングが‘Long Long Long’や‘Tomorrow Never Knows’的でビートルズ・フリークをアピール。ほかにもドノバンの曲などをカバー。アレンジもジャズよりとはいえ、サイケデリックの雰囲気も漂わせ、緻密でビートルズ・ファンも十分満足なのではないでしょうか。60年代の作品ということもあり音のザラザラ感も心地よいです。カーディガンズなど近年のスウェーデン・ポップが好きな方は必聴。
●ナレオ(Naleo)“A Pocketful ofParadise”
ハワイアン・ミュージック・女性トリオ、ナレオの新譜。ジャケットからしても思いっきりハワイアンを想像してしまうが決してそうでなく意外にポップ。選曲もビートルズの‘With A Little Help From My Friends’をはじめキャロル・キングの‘You've Got A Friend’、ハートの‘These Dreams’などをはじめ日本の方にはCMなどでなじみの曲が多い。ハワイアンの好きな方はもちろん、沖縄ミュージック、フェイ・ウォン等のアジアン・ポップ、ウィルソン・フィリップスなどのアメリカン女性ポップ・デュオ好きにも十分訴えるところのある作品となっている。ジャケットが好みなあまりに買ってしまい収録作品で思いっきりハズす、そんなジャケ買いはよく聞くが、本作はジャケットに惑わされないほうが正解。意外に名盤かも。
(葉山真)



ショーン登場!!

● MUTANTES“TECNI COLOR”

 ブラジルのバンド、ムタンチスの幻のアルバム、1970年フランスでレコーディングした未発表アルバム“TECNI COLOR”のCD化。復刻にあたりショーン・レノンがイラストを担当。ショーンの音楽人脈の深さに改めて脱帽。ポップでサイケなロック・サウンドが新鮮!トム・トム・クラブ、リンダ・マッカートニーなどが好きな方にはうれしい1枚。(葉山真)

●Jenka “Jenka Heart”

 今月はショーン関連大放出ということで、タイトル・ナンバー‘Heart’。ショーンはビート・ボックス、コンガ、バック・アップ・ボーカルを担当。と来ればプロデュース・アレンジは本田ゆか。この曲についてショーンは「この曲は5週連続第1位だよ、僕のなかでね!」と絶賛。ショーン・ファンはご一聴あれ。(浦上ジョージ)

●野宮真貴“miss maki nomiya sings”

 ピチカート・ファイブの野宮真貴。19年ぶりのソロ・アルバム。オープニングを飾る曲‘star struck(スター・ストラック)’は作詞・作曲ショーン・レノン、チボ・マットの本田ゆか、作詞でシノラーこと篠原ともえも参加。このラインナップで本田ゆかのプロデュースとくれば、サウンドのほうはご想像いただけると思うが、近年ベーシストとしても成長著しいショーンがグルーヴ感たっぷりのベースと、よく聴かないと分からないがボイスを披露してくれているのもうれしい。幅広いジャンルで活動するショーンに期待。 (浦上ジョージ)

●ブライアン・ウィルソンのファーストアルバム、スペシャル・エディションで発売

昨年、初の単独来日公演を実現させたブライアン・ウィルソンだが、彼が1988年に発表したファースト・ソロ・アルバム『ブライアン・ウィルソン』に、シングル・オンリーの楽曲やデモ、アウトテイクなどのレア音源15曲を追加収録したスペシャル・エディション(全26曲入り)がリリースされるこtになった。 『ブライアン・ウィルソン(スペシャル・エディション)』は、日本ではワーナーから9月27にちに発売予定。



SOUND TRACK “STEAL THIS MOVIE”

 ジョン・レノンのパワフル・ナンバー‘Power To The People”をビリー・プレストンとアニマルズのヴォーカリストとして知られるエリック・バードンがヴォーカルを分けあいカバー。ビリーはお得意のオルガンも披露。  特筆すべきは、なんとドラム&バッキング・ヴォーカルはリンゴ・スター!最近あまり聴くことの出来なかった早いアプローチのフィル・イン続出。語弊があるかもしれないが若返ったようなリンゴ。テンポ・チェンジもあいかわらず完璧で、その激しいドラミングはジョンの魂が乗り移ったかのよう。こんな激しいリンゴは久しぶり。最高!!!鳥肌ものである。



ブライアン・ウィルソンのファーストアルバム、スペシャル・エディションで発売

昨年、初の単独来日公演を実現させたブライアン・ウィルソンだが、彼が1988年に発表したファースト・ソロ・アルバム『ブライアン・ウィルソン』に、シングル・オンリーの楽曲やデモ、アウトテイクなどのレア音源15曲を追加収録したスペシャル・エディション(全26曲入り)がリリースされるこtになった。 『ブライアン・ウィルソン(スペシャル・エディション)』は、日本ではワーナーから9月27にちに発売予定。



ビートルズが掲載された雑誌いろいろ!


7月26日発売イギリスの『Hello!』誌

ポールとヘザーの写真(中央)とステラ、ジェームズ、メアリーがロンドンで仲良くショッピングしている写真が載っている。

『MOJO』8月号

表紙はジョンとポール。この号は「グレーテスト・ソング100」を掲載。ジョン、ポール、ジョージの写真が随所に掲載されポールは見開きで特集されている

『Goldmine』8月11日号

ビートルズの関連記事が掲載されている

『Q』誌

B4の本を紹介している


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