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ビートルズ公式サイト、いよいよ開始!記者会見が開催された


記者への事前公開発表がアビイ・ロード・スタジオで開催された。200万ポンドをかけた、ビートルズ公式ウェブサイトがついに発足したのだ。
世界中から選ばれたウェブ・デザイナーが、ロンドンのアビイ・ロード・スタジオでハイテク・サイトを構成した。
EMIのサイト担当マネージャーは、「だれにでも受けるものを作らなければなりませんでした」と語った。「若者は、ゲームやインターネット的なものを期待していますし、リアル世代は、曲の背景にある話や、シングル・ジャケットに興味を持っています」

「HELP」というゲーム・コーナーでは、バンドのメンバーとなり、世界中のファンと対話することができる。
「YELLOW SUBMARINE」では、ビートルズのアニメ映画に出ていたブルー・ミニ−ズが登場し、スペース・インベーダーのようなゲームを楽しめる。
「I FEEL FINE」では、パリにある会社が、スチール写真から取った、モノクロ画像を使い、アニメソングの新しいビデオを制作した。
「I WANNA HOLD YOUR HAND」では、ビートルズと同じ目線で、スタジオ2を見ることができる。たとえば、リンゴをクリックすると、彼がドラムのイスから見た風景が見れるといった具合。
「ELEANOR RIGBY」は、ビートルズに関する知識をテストできる。
「PAPERBACK WRITER」では、文献などを調べることができる。

マネージャーによると、メンバー自身もこのプロジェクト立ち上げに実際に参加したという。「ポールは、リバプール・サウンド・カレッジを取り入れました「I WANNA HOLD YOUR HAND」で、バックにもっと音を入れたほうがいいと提案しました。リンゴは「YELLOW SUBMARINE」に興味をもってましたし、ジョージは「DAY TRIPPER」に関わりました」
最初の2ヶ月をウェブ・デザイナーを探すことに費やし、8ヶ月間をかけ、このサイトを立ち上げてきた。
このウェブサイトは10のセクションがあり、そのときどきに応じ内容を変え、3か月以内に27セクションに増やす予定だが、同じスタイルではない。
マネージャーは「たぶん、3ヶ月から6ヶ月の間に、少なくなるかもしれません」と言っている。

「どうなるか、はじめてみなくてはわかりません。いつも新鮮なのものを作っていきたいので、変わっていくと思います」と語った。


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