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ヨーコ、銃犯罪撲滅を訴える


ヨーコはジョンの命日を記念して出された声明において、夫ジョンもその犠牲となった銃社会の撲滅を訴えた。
「1981年始め、事件当日ジョンが身に付けていたものを検死官から受け取りました。そしてそれはただの茶色い紙袋に入っただけのものでした。世界を手にしたジョン、ひとりの男が望むすべてを手にしたジョンが、最後にはただの紙袋に入って私のもとへ戻ってきたのです。この言いようのない虚しさをみなさんにも知って欲しいのです。そしてほかにも、銃犯罪によってこのような悲劇を目の当たりにしてきた人たちが、どれだけ多くいるかということを知ってほしいのです。」
このほどヨーコは、ニューヨーク、クリーブランド、そしてロスの3か所に大きな看板を出した。そこには血の痕がついたジョンのメガネとともに『1980年12月8日 ジョン・レノンが銃弾に倒れて以来、アメリカ全土で67万6000人以上の人たちが銃の犠牲で命を落としています』というメッセージが書かれている。
「この数は、ベトナム戦争で亡くなったアメリカ軍兵士の約10倍にあたるのです。」とヨーコ。「そのことをひとりひとり深く認識してもらいたい。そうすれば何かが変わっていくと思います。そして、きっとジョンもそれを望んでいるはずです。」


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