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ジョージ、活動再開へ


昨年12月、自宅で暴漢に襲われて以来、表立った活動はしていなかったジョージがこのほど、ふたたび戻ってきた。
あの名作“ALL THINGS MUSTPASS”がまったく新しい形で再リリースされるのはご存じのとおり、新たに未発表曲や未発表テイクを収録し、ジャケットやアートワークも一新したすばらしいものだ。
しかしこのアルバムの再リリースだけではない。

ジョージ、オリビア夫妻は今もなお、ルーマニア・エンジェル・アピール(RAA)でのチャリティー活動に精力的に協力しており、リンゴ、バーバラ夫妻らとともにさらなる展開を目指しているのだ。
このRAAはルーマニアの子供たちを救う目的で1990年に設立された機関で、ここ2年間はイギリス、アメリカ両支部が閉鎖されたにも関わらず、首都ブカレストにある本部を中心に、年間何千人もの子供たちを医療、社会の双方からサポートしつづけている。
現在はHIVウィルスの母子感染の防止や、HIVに感染した子供たちへの簡易医療設備(特に歯と皮膚)の普及に取り組んでいる。
RAA創始者でもあるオリビアは声明のなかで、「ルーマニアにおけるこうした問題は常に抗し難い状況に置かれてきたわけで、当初は私たちもとにかくひとりでも多くの子供の命を救おうということだけを念頭に向き合ってきたのです。例えひとりの命しか救えなかったとしても、充分に意味のあることでした。それが今は、何千という子供たちにこの手を差し伸べることができるようになったわけです。」と述べ、さらに「イギリス、アメリカの支部が閉鎖されて2年経ちましたが、今もブカレストを中心としてRAAが立派な独立機関として活動を続けていられることを、本当にうれしく思っています。」と話している。


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