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マージー・ビートの詩人が世を去る


リバプール出身でジョンの美術学校時代の友人だった、マージーの詩人、エードリアン・ヘンリー(Adrian Henri)が亡くなった。68歳だった。彼の死はリバプール大学から名誉博士号を受けた2日後、また、リバプール議会から、フリーダム・オブ・リバプール(Freedom of Liverpool)の栄誉を与えられた数時間後のことだった。彼の詩は60年代に出版された名詩選集の中にも収められている。マイク・マッカ−トニーとともにスカフォールド(Scaffold)のメンバーであるロジャー・マックゴー(Roger McGough)は、ヘンリーのことを「彼は子どものような情熱のある男で、ほんとうに純粋な心の持ち主でした。だれもがそれに影響され、それゆえ、偉大な先生と呼ばれていたのです。」と語った。ビル・ハリー(Bill Harry)著「ザ・ジョン・レノン大事典(The John Lennon Encyclopedia)」の中で、ヘンリーはイー・クラック(Ye Cracke)パブでジョンが、床に寝そべって泳ぐまねをしていたことを詳しく
語っている。そのときパブのオーナーの妻が、ジョンにやめるように言ったが、彼は「できないよ。おぼれちゃう。」と返したらしい。へンリーの絵画集「ザ・エントリー・オブ・クライスト・イントゥー・リバプール(The Entry of Christ Into Liverpool)」の中に ビートルズを描いた作品があることも、この本の中で語られている。


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