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ポールの詩集「ブラックバード・シンギング」出版記念サイン会が開催される


『リバプール・エコー』紙2月8日付けによると、ポールは来月19日、リバプール、チャーチ・ストリートの書店W.H.スミスで彼の新しい詩集「ブラックバード・シンギング(Blackbird Singing)」の発売を記念したサイン会を行う予定だ。この詩集にはリンダの詩の直後に書かれた詩が12作品含まれており、めったにみれないポールの心情が伺えると同紙は述べている。
W.H.スミスはポールを一目見ようと殺到するファンを予想して、すでにマージーサイド警察とリバプール市議会に警護の要請をしている。書店の店長は「いままででいちばん長い列ができると思います。こんなに大きいイベントはもうないでしょう。警察と市議会には店の外の業務をまかせ、私どもは店内でのことに徹します。」と語った。
「ブラックバード・シンギング」にはいくつかのポールの代表的な曲の詩や1965年以来書き綴った100以上の詩が含まれており、リンダや子どもたちに捧げた内容になっているとのこと。また、ポール自身のリバプールでの幼年期の思い出もつづられている。
ポールはリバプール・インスティチュートの英語教師から詩の影響を受けたという。ポールは以前から作詩に対して熱心だったが、ここ5年リンダの死に続き、幼なじみの友人アイバン・ボーン(Ivan Vaughan) を亡くしたことで、ことさら熱心に作詩にとりくんだようだ。この詩集の編集者でもある劇作家エイドリアン・ミッチェル(Adrian Mitchell)は「リンダがポールに詩集を出版することをすすめたんです。ポールは詩を書くことは裸で躍ることと言ってますが、その世界に挑戦することを今は恐れてないようです。」と話した。
10月にはリバプール、ウォーカー・アート・ギャラリーでのポールの絵画展覧会も企画されており、ポールの故郷への愛情を感じることができる。
「ブラックバード・シンギング」は日本ではプロデュース・センター出版から発売される。


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