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今年の夏にポール参加の『サン・レコード・ドキュメンタリー』の“トリビュート・サントラ・アルバム”発売予定


今年の夏にポール参加の『サン・レコード・ドキュメンタリー』の“トリビュート・サントラ・アルバム”発売予定。
また、『サン・レコード・ドキュメンタリー』は、劇場で公開されてから、PBSのアメリカン・マスター・シリーズとして、12月に放映される予定とのこと。

サン・レコード50周年記念に向け、ポールがプレスリーのバンドのオリジナル・メンバーだった、ギタリストのスコッティ・ムーアと、ドラマーのD. J.フォンタナとともに、サン・レコードのトリビュート・アルバムに‘That's All Right(ザッツ・オール・ライト)’を捧げるため、去年の3月、ニューヨークのスタジオで収録を行なったことは記憶にあたらしい。1954年の夏、エルビス・プレスリーは、サン・レコードのプロデューサー、サム・フィリップスのために、彼の最初のシングル‘That's All Right(ザッツ・オール・ライト)’をレコ−ディングした。ポールは、この曲を捧げたのだ。
ポールは「今までよりずっと楽しいセッションができた。全部自分たちでやるんだ。だれも必要ない。」と語り、D. J.フォンタナは「サー・ポール、あなたのいう通りでございます」。とユーモアに語っていた。

『サン・レコード・ドキュメンタリー』は、映画プロデューサーのブルース・シノフスキーが監督をした。 ポールをはじめ、すごいロックンローラーが参加し、 有名だがあまり知られていないサン・レコードの曲をカバーしているのだ。ザ・フーのピート・タウンゼンドはジェリー・リー・ルイスのヒット曲、‘It'll Be Me(イット・ウイル・ビー・ミー)’をレコディングする予定。ボブ・ディランは、‘Red Cadillac and a Black Moustache(レッド・キャデラック・アンド・ア・ブラック・マスタッシュ)’。ジミー・ページとロバート・プラントは、‘My Bucket's Got a Hole in It(マイ・バケッツ・ゴット・ア・ホール・イン・イット)’をカバーする。ジェフ・ベックとクリッシー・ハインドは、‘Mystery Train’(ミステリー・トレイン)’。マーク・ノップラー、キッド・ロック、バン・モリソン、シェリル・クロウ、ザ・ルーツ、エルトン・ジョン、エアロスミス、ボン・ジョビ、ロッド・スチュアートなどもこのプロジェクトに参加する 。

サン・レコードの創設者、サム・フィリップは、「ドキュメンタリーには、このアルバムのレコーディング・セッションの映像が含まれるだろう。しかし、プレスリー、ジェリー・リー、ジョニー・キャッシュ、ロイ・オービソンをはじめ、そのほかのアーティストが、サン・レコードでつちかった、このレーベルの歴史を第1に注目して欲しい。そして、ドキュメンタリー映像と、サントラアルバムで若い人たちを古き良きロックン・ロールの曲で魅了させたい。さらに、これらの曲は、本当に称賛に価する純粋なものだと思う」と語った。


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