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ポールがテレビでインタビュー 続々報


ポ−ルは、4月24日(火)に、アメリカのPBSテレビのチャリー・ローズ・ショー(Charlie Rose Show)に出演し、詩集『ブラックバード・シンギング』から詩を何篇か朗読した。いずれの詩も、熱狂的な拍手喝采を浴びた。
ポールは“City Park(シティ・パーク)”と“Her Spirit(ハー・スピリット)”を朗読した。“City Park”は、彼女が入院していたときに彼がよく走ったレジェンシー・パーク(Regency Park)についての詩であり、“Her Spirit”は、リンダの死後も、彼の心のなかには彼女が生きつづけていることについての詩である。彼の朗読が終わったとき、たくさんの聴衆がため息をつき、悲しみの声が会場に広がったという。
ブルーのスーツを着たポールは、「みんな知ってるように、詩集におさめたいくつか詩は、もともとは歌詞のために作られたんだ。詩集に歌詞を入れることには、抵抗があったけれど、実際には歌詞と詩とはなんら違っているところはないんだ。だから、もうその抵抗感は克服したんだよ」と述べた。
またポールが詩を書くきっかけとなった幼なじみのアイバン・ボーン(Ivan Vaughn)の死についても語った。ボーンは、ポールをジョンに紹介した人物である。ポールは追悼の意を込めて、“Ivan(アイバン)”という詩を書いたのである。
ポールの詩に非好意的な批評家に対しては、「彼らは、僕が畑違いのことをするのが好きじゃないんだ。でも、僕はこれを粘り強くやってみたいんだよ。詩というものは、いくぶんもったいぶった感じがあるから、はじめは心配だったんだけれど、僕はこれからずっと挑戦していこうと思っているんだよ」と語った。
ポールは「僕はなによりもまず第一にソングライターなんだ。僕がはじめて好きになったのが曲作りなんだよ。曲を作っていると気持ちが安らぐんだ。その点では、僕はラッキーなんだよ」と詩だけではなく曲作りに対する意欲も見せ、「今、新しいアルバムにとりかかっているんだ。『いつもの歌』とも言えるかな・・・交響楽団とは対照的にね」と話した。


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