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ポール「もういちどツアーをしたいよ!」と語る


『リバプール・エコー』紙がおこなったインタビューで、ポールは1999年にキャバーンでプレイしたことがきっかけで、もういちどツアーをやりたくなったと心境を語った。
また、ポールは、テレビ映画『ウイングスパン』について、ビートルズ・アンソロジーと同じように、誤解を解くチャンスだと語った。このテレビ映画にはウイングスが絶頂期を迎えていたときの未公開映像である‘Jet(ジェット)’、‘Maybe I’m Amazed(メイビー・アイム・アメイズド)’、‘My Love(マイ・ラブ)’を演奏シーンなどが含まれている。ウイングスの歴史を映画にすることは、ビートルズ・アンソロジーでアルバムやビデオ、本を作ったときと同じようなカタルシス的経験だったと、ポールは語った。
イギリスの大学をまわったというウイングスでの初めてのツアーについては、「ツアーでは、ちゃんとしたホテルなんて見つからなかったよ。いつも大きな会議を控えているから、みたいな事で断られた。僕らは犬も連れていたからね。小さなアンプだけで、高級な器材もなかった。行った先々でパワーアンプを使わせてもらった。『どうにかなるさ』というのが僕らの流儀で、汚いホテルにいても楽しかったよ」と語った。また、ポールはウイングスへの思い入れを「ウイングスのすべてが好きだった。それまで僕はバンドを作ったことがなかったし、クオリーメンに参加しただけだったから。グループを作ることに関しては、経験がなかったんだ。ウイングスには、特別なルールはない。仲間がいて友情がある。ビートルズのジョンとポールのようにね。ウイングスではそれが、ポールとリンダなんだ」と述べた。

※テレビ映画『ウイングスパン』のインタビューは月刊『ザ・ビートルズ』5月号に掲載されています。「読みたい!」という方はザ・ビートルズ・クラブ(電話:03-5453-2700)で、この号のみの購入が可能とのこと(680円:税、送料別)。6月号でもポールのインタビューが掲載。最新のポールの写真も掲載される。クラウス・フォアマンのジョンとの思い出の手記も連載中とのこと。


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