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ポールの家見学ツアー、増加計画中


『デイリー・ポスト』紙によると、ポールと家族が1955年から1964年のほぼ10年間住んでいたリバプールにあるフォースリン・ロード(Forthlin Road)の家の見学ツアーへの高まる人気に対応して、ナショナル・トラストはツアーを増やす計画をしている。
現在のツアーは、3月から10月の水曜日、木曜日、金曜日、土曜日に行なわれているが、さらにツアーが3月から10月の毎週日曜日と祭日に行なわれるよう要請がすでにリバプール市議会に提出されている。
この計画は地元の住民に支援されている。フォースリン・ロードに1957年から住み10代のポールを知っているという82歳のアルバート・ウェッブ(Albert Webb)は、「なにも心配はしていません。問題ないし、ツアーはとても楽しいものです。ナショナル・トラストは去年、私たちに手紙を書いて、この計画を伝えました。私たちはこの計画をうれしく思っています」と語った。
ナショナル・トラストのエリア・マネージャー、キース・ハルステッド(Keith Halstead)は、「ナショナル・トラストは60人の地域住民に手紙を出し、この計画を伝えました。この調査は日曜日のツアーを歓迎するかどうかに焦点を当てました。現在のところ、このツアーへの要求は増える一方です。もし、それに対応しなければ、観光客が歩道に集中します。そうなれば、地域住民が気持ちよく過ごす妨げとなるでしょう。これは町の観光化の手助けとなり、地域経済の活性化にも役立つことなのです」
ポールの家は20世紀のポップ・カルチャーを代表するものとして、ナショナル・トラストが、引き継いだ最初の家である。ナショナル・トラストによると、1950年代のこの家は、戦前における住まいのあり方を教えてくれる貴重なものでもあるという。


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