新着ニュース


ジョン・レノン空港が新しい職を提供


icliverpool.co.ukによると、新しく開港するジョン・レノン空港が、これから4年の間に、2,000以上の職を提供する見積りがあるという。
ヨーロッパで急成長を遂げるリバプール空港は、昨年の200万人に比べ、今年の会計年度には230万人の人が使用すると予測されている。さらに来年は、275万人が利用すると予測されており、現在建設中のターミナル・ビルは300万人の利用者を受け入れられるように設計されている。
この空港のオーナー、ピール・ホールディングス(Peel Holdings)は、450万人の利用者に対応できる空港ターミナル・ビルにさらに拡張する計画の申請をまもなく提出するという。拡張工事は、2003年までに終了する予定。
空港業界は、100万人の利用者は1,000の仕事に匹敵すると言われ、最大の収容能力があれば、2005年までにさらに2,200の人を雇うことができる計算になる。
空港と航空会社の従業員と同様に、乗客と荷物の対応、小売業と交通機関などの輸送業、駐車場、飲食業、そのほかのサービス分野で職が増えるという。
業界のアナリストは、ターミナル・ビルを通過する乗客は、売店やバー、レストランなどで時間をつぶし、空港のコーヒーに平均2ポンドを落とすと計算している。
新しい職は、空港付近のスピーク(Speke)地区に、大きな変化をもたらすと期待されている。現在、同空港で働くスタッフの60パーセントは、空港から5マイル以内に住んでおり、欠員はスピーク・ガーストン・パートナーシップ(Speke Garston Partnership)が運営するジェット・プロジェクト(JET project)を通じて、地元の失業者で埋められている。
空港のスポークスマン、ロビン・チューダー(Robin Tudor)は、急速な拡張は、近距離のフライトの先頭を行く空港を、いかに素早く確立するかを物語るものであると言っていた。
「我々には強い野望があります。業界内ランクは上がってきていますし、新しい職を提供することに関し、その可能性を改めて認識しています。それが我々がどれくらい成功するかのしるしになります。オーナーが大金を投じているという事実が、空港の明るい未来を証明しています」と同氏は語っている。


[新着ニュース一覧にもどる]