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ポール、シカゴでインタビューに応える



ポールは『シカゴ・トリビューン』紙のインタビューに応じ、公演チケットが高価であるが価格は自分が決めているのではなく、基本的にほかの人が設定していると語った。
「公演チケットの価格については理解している。僕はいつもプロモーターに聞くんだ。マドンナの価格は?エルトン・ジョンは?U2は?そして、およその数字を教えてもらう。なるべく安くしようとしている。利益を上げようとはしてないよ。チケット価格はまだ40ドルぐらいだと思っていたんだ。でも僕は有史以前の時代の人間だからね。すべて、プロモーターに任せたんだよ」。
MGMグランド・ガーデン・アリーナの副社長マーク・プラウズ(Mark Prows)が、チケット価格について、『ビルボード』誌のインタビューで「市場での需要によります。また、以前の価格設定を参考に判断します。ローリング・ストーンズの3回公演であればいくら、マドンナであればいくら、とね。ポール・マッカートニーのチケットは350ドル、250ドル、125ドルです。ラスベガスでは2夜だけですから、『それほど悪くない』と思われるでしょう」と語ったり、それ以上の価格で販売されたチケットもあることから、チケット価格について、話題になっている。

ポールはまた、同紙のインタビューで、アルバム“DRIVING RAIN”の曲があまりラジオでかからないことにがっかりしていると語った。
「なぜだかちょっと不思議だよ。僕はいいアルバムだと思うんだ。番組作りがかなり厳しくなってきているね。いいグルーブでもヒットしていない曲を流すことはあまり許されてないんだ。最近は機械的なアルバムがウケてるね。 ボーイ・バンドの曲の多くは男の子たちではなく、商業的な男が作ってるんだ。まあ僕もボーイ・バンドにいるんだけどね」
インタビュアーが「でもあなたは楽器を弾いているし、口パクで歌ってませんよ」と言うと、ポールは笑って、「そうだね、最近じゃ生で歌うことや楽器を弾くことに対して謝罪しなきゃいけないくらいだよ」と語った。
ポールはまたニューヨークでのコンサートにオノ・ヨーコを招待する予定はないとも語り、「僕らは大親友ってわけじゃない。友人同士でもない。だれにも家族はいるよね、でも君のエディーおじさんが君の大親友ではないようなものなんだ。起こったことはもう過去のことだ。僕は恨みを抱いてはいない。彼女を招くつもりはないけど、冷たくしているつもりはないよ。来てほしい人を招待するもんだ。それが普通だろ」と語った。


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