新着ニュース


ビートルズに楽器を売った人物を偲び、奨学金発足


ビートルズに初めてギターを売った楽器店の店長で、2月に88歳で亡くなったジェームズ・ラッシュワース(James Rushworth)と彼の芸術への功績を偲び、リバプール市議会は、音楽奨学金を発足した。彼は、ヨーロッパ最大の楽器店、ラッシュワースズ・ミュージック・ハウス(Rushworth’s Music House)の経営者で、リバプール・プレイハウス(LiverpoolPlayhouse)の元会長を務めていた。 ビートルズが国際舞台へ旅発つためにキャバーンを去った1963年、ジョン・レノンとジョージ・ハリスンにアメリカから取り寄せたギブソンのギターを売った人物でもある。
この奨学金、ラッシュワース賞の受賞者は、4月にウエスト・ダービー・ロード(West Derby Road)のオリンピア・シアター(Olympia Theatre)で行われる、リバプール・フェスティバルのコンサートで、最終選抜者80人のなかから選ばれる。 これには7歳から70歳までの人が参加できる。
このフェスティバルの代表者で、議員のバーニー・ターナー(Bernie Turner)は、「これが、リバプールに貢献してくれたジェームス・ラッシュワース氏のすべての業績に感謝を示す我々の方法なのです」と語った。
ラッシュワースの息子、デビッドは、「家族みんなが、とても名誉なことだと感じています。父は、競い合って、若者の音楽の才能を激励すれば、その才能が伸びていくと堅く信じていました」と語った。


[新着ニュース一覧にもどる]