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ポールの絵画展リバプールで開催、オープニング・セレモニーにポールが出席


ポールの絵画展が24日、リバプールのウォーカー・ギャラリーで一般公開され、その前日にはオープニング・セレモニーが行なわれ、ポールと招待された500人が出席した。
招待客の中には、映画女優リタ・トゥシンハム(Rita Tushingham)、トニー・ブレアの義父アンソニー・ブース(Anthony Booth)、ポールの弟マイクや“SGT. PEPPER’S LONELY HEARTS CLUB BAND”のアルバム・ジャケットをデザインしたポップ・アーティストのピーター・ブレイク(Peter Blake)の顔も見られた。
ポールはリバプールのウォーカー・ギャラリーを唯一のイギリスでの展覧会会場に選んだことに関して、「僕はリバプールが好きだ。地元を去って、そこに背を向ける人もいるが、僕はそうじゃない。ここには家族がたくさんいる。僕は高速道路をおりてリバプールに着くのが好きだ。ここの人々が好きだ。ここに戻ってくるのが好きだ。ここでは安らげるんだ」と語った。

ポールは、約17年前、リンダに励まされ、美術をはじめる決心をしたという。
『ビッグ・ハート(Big Heart)』というバレンタイン風の絵は、訪れる人みんなをひきつけた。これはヘザーに捧げられたものであるという。その右には『ビッグ・カクタス・ハート(Big Cactus Heart)』という、リンダが癌と闘っていた1997年に描かれた絵があった。
ポールはそれらに込められた意味について質問され、「『暗い時代』のものに僕はのめりこまない」と語った。さらに、「人は解釈が好きだからね。でも僕はあまり分析しない。君たちが僕に言ってほしいのは、ひとつは僕の人生の新しい愛を意味し、ひとつは過去の愛だということだろう。それがほんとうに正しいのか僕はわからない。でもそれでかまわないよ」とも語った。

また、ジョージがポールの絵を見たことがあるのかという質問に、「うん、あるよ。たくさんは見ていないけど。彼はあまり興味がなかった。僕らはそのことについてほとんど語らなかった。僕らはウクレレの話をしていたんだ」とポールは答えた。


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