新着ニュース


ラビ・シャンカール「ジョージは生まれ変わる」


ラビ・シャンカールは、彼はドイツの首都ベルリンで行われるコンサートを前にレポーターに語った。
シャンカールはジョージ・ハリスンについて「私は生まれ変わりを信じています。私たちの会合やつながりは現世のものだけではないのです。私が彼にあった瞬間はとてもスピリチュアルでした。ふたりとも同じことを感じました」と語った。
彼は現在、娘のアヌシュカ(Anoushka)とともにツアーをしている。プロモーターは彼の最新のコンサートが彼の最後のヨーロッパ・ツアーだと宣伝しているが、彼はまだ引退するつもりはないとも語った。彼は、82歳、もうすぐ83歳なので、演奏することはずいぶん減りましたし、自分が望むほど活発にツアーもできません。もし私がまったく演奏できないと感じたなら、引退するでしょう。しかし人々が私の演奏を聴きたいと望み、私が演奏できるかぎりは、続けるつもりです」。
シャンカールは伝統的なひし形の模様がついた茶色のインドのクルタ(kurta)衣装を優雅に着こなしていた。彼は耳が遠くなったようで、時々彼の娘に補助を求めていた。シタールの魔術師と呼ばれ、数々の名誉を得ているにもかかわらず、彼はまだ自分の演奏を向上させるために努力していると語った。昨年はイギリスのエリザベス女王から名誉勲爵位を与えられ、3月にはベスト・ワールド・ミュージック・アルバムでグラミー賞を獲得した。「私は決して満足しません。さらによいものを望んでいます。楽器も音楽も修了した、習得したとは決して思いません。それは成長しつづける
のです」。
彼の故郷インドとパキスタン間のカシミールにおける緊張状態について尋ねられると、彼は慎重に「私はその国がひとつの国で、私の導師はイスラム教徒だったときに成長しました。イスラムは私にとって神のような存在でした。私の親友もイスラム教徒です。だれであろうと、世界のどこであろうと、暴力、殺害、テロリズムは間違っていると思います」と答えた。


[新着ニュース一覧にもどる]