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ポールだけでなくヨーコも女王に謁見 続報

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『リバプール・エコー』紙によると、7月25日、オノ・ヨーコはエリザベス女王にリバ
プール・ジョン・レノン空港で、謁見した。
エリザベス女王は即位50周年記念イギリス旅行の一環として、最初に同空港を訪れ、3250万ポンドをかけた新しいターミナルのオープニングに立ちあった。
この機会のためにニューヨークから渡英したヨーコは、女王とくつろいだ様子で談笑していた。
ヨーコは同紙に「もしジョンが今日ここにいて、この様子を見たら、とても光栄に思ったでしょう。ジョンはとても誇りに感じたことでしょう」と述べた。
女王はこの新しいターミナル・ビルに設置されているジョン・レノンの像を作った彫刻家のトム・マーフィー(Tom Murphy)にも会った。彼は「もう一度、私の作品をヨーコに見てもらうだけでなく、女王にも見せることができてうれしいです。私は女王にビートルズの歌が大好きな私の4歳の息子のことを話しました。あなたはジョンに数回会ったことがありますね、と私が言うと、彼女はあります、と言いました。彼はすばらしく楽しい人ということで私たちは同意しました。私がよいワインのように彼の曲は時間とともに熟しますと言うと、女王は同意してくれました。像はほんとうにすてきだとも言っていただきました。ヨーコは少しナーバスだったので、私は彼女をリラックスさせようとしました」と語った。
その後、女王はエジンバラ公と合流し、ウォーカー・アート・ギャラリーを訪問し、そこでポールとヘザーに会い、ポールは自身の作品展を案内した。
BBCによると、ポールは「女王は僕の作品を気に入ってくれたと思うよ。とてもカラフルですね、と女王は言ってくれたので、僕はそれをすばらしい賛辞としてとらえるよ」と言った。
しかし、ポールが描いた女王が登場する風刺的な絵画である『ザ・クイーン・アフター・ハー・ファースト・シガレット(The Queen after her first cigarette)』、『ザ・クイーン・ゲッティング・ア・ジョーク(The Queen getting a joke)』、『ア・グリーナー・クイーン(A greener Queen)』の3点は展示されなかった。
ポールは「ギャラリーはその3点を展示する事も出来たんだ。それは美術館側の意向次第だったんだ。それらの絵を女王に見せることができたら僕はうれしく思っただろう。とても愛情がこもった作品だからね。彼女はいいユーモアのセンスがあると思うし、すばらしい女性だよ」と語った。
ポールは動物愛護の信念から、革製品は使わず、ダーク・スーツに合わせて黒い競技用のスパイクシューズをはいていた。


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