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ポールのスポークスマン、豪公演延期の真相を語る


ポールのスポークスマン、ジェフ・ベーカーは豪『サンデー・テレグラフ』紙とのインタビューで、ポールがテロ事件に加え、メルボルンとの独占取引によりシドニーでプレイすることができないことを残念に思っていた、と語った。「実を言えば、ポールはメルボルンだけでプレイすることを望んではいなかった。彼はシドニーでもプレイしたかったのだ。彼は私が見た中で最高のコンサートを何度かシドニーでやっている。またシドニーに行きたいものだ」。
また、ベーカーはメルボルン公演の延期について次のように説明した。「‘Can't Buy Me Love’、‘Live and Let Die’、‘Jet’をプレイすることはできない。もしやれば非常に無神経なことになるだろう。ポールは9月11日の後、ニューヨーク救済コンサートをやったと指摘する声もあるが、セットリストはその時期に見合うように、慎重に選ばれたのだ。今回の公演の36曲は、主にパーティーのように陽気で楽しいロックンロールで構成されている。それはこの時期不適切だと考えたのだ。あの悲劇の後、オーストラリアに行ってコンサートを開催するのはふさわしいと思えなかった。まったく感情的な対応だが、ポールらしいと思わないか?」
ベーカーによると、オーストラリア公演は来年初頭の実現に向け交渉中だという。


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