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ポール、古い日記をゲット・バック


AP通信によると、ポールは23年前にロンドンの自宅で盗まれた日記を5月12日に取り戻したとポールのスポークスマン、ジェフ・ベーカーが明らかにした。
日記を盗んだのは当時10歳と11歳だったフランチェスカ・デ・ファツィ、パオラ・デ・ファツィ姉妹。1980年、ロンドンを訪れた姉妹はポールの家に侵入し、日記を盗んだという。姉妹は「(ポールの家は)改装工事中で、門が開いていたのです。勇気を出して中に入りました。フィルム・リール、クリップなどたくさんのものがあって、私たちは日記とブーツと楽譜を盗んで逃げました」と告白。ポールがコンサートのためにローマを訪れ、姉妹は日記を返却することを決意したという。
赤いカバーの1970年の日記にはイラストやメモ、マスコミとのミーティング、記念日、ビートルズのほかのメンバーやプロデューサーとの約束などが書かれていた。リンダとの結婚1周年にあたる1970年3月12日には、ふたつのハートが描かれ、「ハッピー・アニバーサリー」と書き込まれていた。また、4月10日には「ポール、ビートルズを脱退」と書かれていたという。
姉妹はポールが滞在するローマのホテルを訪問、ポールのボディーガードに事情を説明し、日記をアシスタントに返したところ、1時間してポールとの面会を果たせたという。
ロイターによると、ポールは子ども時代のふたりの行動をたしなめた後、返却に来たことへの礼を言い、サインをくれたという。
姉妹は「私たちはずっとビートルズのファンなんです。ポールに会えて彼と話せたなんて夢のようです」と語った。


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