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ポール、KFCに物申す


ロイターによると、ポール・マッカートニーは、ファーストフード・チェーンのケンタッキー・フライド・チキン(KFC)に対し、ニワトリの取り扱いを改善するよう、7月24日付の米『ルイビル・クーリエ・ジャーナル』紙に意見広告を出した。
ポールは、動物権利保護団体PETAを代表して署名した公開状で、「もしKFCの仕入先がニワトリを扱っているように犬や猫を扱ったら、動物虐待の罪に問われるかもしれません」と非難した。「僕が菜食主義者なのは、小さなニワトリでも痛みや恐怖に苦しむことを知っているからです。ニワトリに少なくとも多少の思いやりをかけるのは当然のことです」と公開状には書かれている。
公開状はKFC発祥の地であり親会社ヤム・ブランズ社のある米ケンタッキー州ルイビルの地元新聞『ルイビル・クーリエ・ジャーナル』紙に掲載され、同社の幹部デビッド・ノバクに宛てられた。
一方、KFCのスポークスマンは、KFCはニワトリを人道的に扱っていると反論している。「ポール・マッカートニーは音楽界の権威で、意見を述べる権利がありますが、誤解していると思います。PETAは菜食主義の世界を望んでいるでしょうが、大部分の人はそうではありません。PETAはポールの歌‘Let It Be’に従うべきなのではないでしょうか」。


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