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DVD『レノン・レジェンド』発売 続報


DVD『レノン・レジェンド』(税込価格4300円)が10月29日にリリースされる。ほとんどのクリップがオノ・ヨーコ所蔵の未発表映像やニュース映像などから新たに作られたもの。ジョージ・ハリスンの「エニイ・ロード」のビデオを監督したサイモン・ヒルトン監督が、現存するビデオをヨーコと緊密に協力して見直し、新しいビデオを制作した。
「ワーキング・クラス・ヒーロー」のビデオ・カットでは、リバプールにあるジョンの子ども時代の家を新たに撮影したショット、 ニュース映画のビートルズ、ジョンの死後世界中に広がった祈りを伝えるニュースなどを収録。
「(ジャスト・ライク)スターティング・オーバー」の新しいビデオは、ビートルズの「フリー・アズ・ア・バード」のビデオを担当したジョー・ピトカ監督によるもの。
ヨーコは、「これは可能な限りのすべてを収録した究極のコレクションです。ジョンの生涯は素晴らしいものだったけれど、私もその一部になるのが 許されるような気がしました。このDVDの編集は、私にとってとても感動的な体験でした。めずらしいフィルムを発見したり、その画像が鮮明さを増していくのを目のあたりにしたり、私たちの人生における数百もの記憶の断片が浮き彫りになり、それが新しい世代へと受け継がれていくなんて・・・。これは愛と希望で作り上げられたフィルムです。夫への私の愛と、世界中にいつか平和が訪れるようにという、私たちの願いなのです。このプロジェクトに参加してくれたアビイ・ロードのスタッフたちにも感謝します。彼らは私が望んでいることを理解してくれただけでなく、そのアイディアをプロならではのすばらしい精密さと創造性で、見事に実現させてくれたのです」と語った。
サイモン・ヒルトン監督は、「ヨーコはこのDVDのフィルムとビデオのコンテンツは、ニュー・オーディオ・リマスタリングを施した最大限のクオリティーでなければならないと、切に希望していた。僕らはEMIからアビイ・ロード、そしてニューヨークまで、世界中のアーカイブに八方手をつくして、ストックしてある限りの映像やニュース画像を探し回ったんだ。そして時には屋根裏や地下室にまで入りこみ、そこにあった古いフィルム缶の埃を払い、きれいに拭うと宝物が次々と姿を現したっていうわけさ。あらゆる記録をひっくり返し、ほじくり出していくうちに、本編や DVDの『エクストラ・フィーチャーズ』に収録されている貴重映像を発見したんだ」と語った。


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