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DC5のマイク・スミス重体、励ましのコンサート計画中


60年代の伝説的な英ロック・グループ、デイブ・クラーク・ファイブのボーカル、マイク・スミスのトリビュート・コンサートがニューヨークで計画されている。スミスの代理人、マーゴ・ルイスが明らかにした。
スミスは今年9月12日、南スペインの自宅外で転倒し脊髄を損傷して重体となり、10月15日、傷病者輸送機でロンドンの病院に輸送された。彼は現在、集中治療室に入院している。
このコンサートは病床のスミスを励ますため、ルイスがスミスの友人の協力を得て主催するもので、詳細は近々発表される予定。
スミスの担当医によると、スミスは現在下半身麻痺の状態で、右腕も動かないという。事故直後には右腕が動いていたため、医師は時間の経過とともに右腕の機能が回復することを期待している。また、脊髄を損傷したため、呼吸困難になり、人工呼吸器使用のための気管切開手術を受けたという。スミスの脳に異常はなく、口元を動かし言葉を伝えることができるという。
デイブ・クラーク・ファイブがデビューしたのは1962年。しばらくは鳴かず飛ばずの状態が続くが、1964年の‘Glad All Over’がビートルズの‘I Want To Hold Your Hand’をチャートの1位から引き摺り下ろしたことにより、強力なライバルとして注目を集めた。ビートルズは「‘Glad All Over’をカバーしようかな」とその意見を茶化したことがある。


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