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ジョンが女王によって救われた?


1970年以来、ジョンのリトグラフがわいせつ罪による起訴を免れてきた理由が、キーサウス・ウエスト・ロンドンの国立公文書館で、一般に初公開された当時の資料によって明らかになった。
当時摘発されたのは、その問題となったジョンが描いたジョンとヨーコの性的なリトグラフを展示したロンドン・アーツ・ギャラリーのオーナー、ユジュネ・シュースター氏。ジョンのリトグラフは病んだ心の証拠であるとして、スコットランド・ヤードのわいせつ発行物特捜班が関与し、世間を驚かす裁判騒ぎとなった。
しかし最後の最後に、起訴を担当する責任弁護士によってこの件が公衆わいせつ法ではなく、19世紀に作られたメトロポリタン・ポリス法という地味な法律にふりまわされていたことが判明。正当に対処され、裁判にまで発展することはなかった。
初公開の資料によれば、この件が起訴されて有罪になった場合、女王の作品も起訴に該当してしまうことになると警告されていたという。


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