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映画『ライフ・オブ・ブライアン』、再上映へ


ジョージ・ハリスンが経営していた映画会社「ハンドメイド・フィルムズ」の記念すべき第1作目となった、モンティ・パイソンの『ライフ・オブ・ブライアン』(1979年)が、来月、ロサンゼルスとニューヨークで25年ぶりに再上映される予定。
この映画は、ブライアンというユダヤ人が救世主と間違われ処刑されるという、パイソンお得意のブラック・ジョーク満載の作品。キリスト題材のパロディであることから、途中で資金が打ち切られたところを、パイソン・ファンだったジョージが資金援助したという経緯がある。
現在話題沸騰中のキリストを題材にした映画、メル・ギブソン監督の『パッション』への対抗作品として再上映するとのこと。この映画を観てショックのあまり神父が亡くなるという事故も起きているが、こうした『パッション』の興奮状態を鎮めるものになればと、配給元は抱負を語っている。
なお、モンティ・パイソンの現メンバーたちも全員この公開に賛成で、プロモーションを手伝う意向とのことである。


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