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ポール「アニメーターになりたい」


4月13日(米国)の『ポール・マッカートニー:ザ・ミュージック・アンド・アニメーション・コレクション』のリリースに際し、ポール・マッカートニーは、ロイターとの電話インタビューでアニメーション映画への情熱を語った。それによると、ポールのアニメ好きは幼年期に始まり、60年代にはすでにアニメ映画の制作を思い描いていたという。
「60年代の僕の野望は、アニメ映画を作ることだった。どうしてそうしたかったのかわからないけど、僕はただそのことがものすごく好きだったんだ。それは情熱にほかならないね。ビートルズの仲間に『いつかアニメをやりたいんだ』と言ったのを覚えているよ。『じゃあ、しなよ』って言われたよ」。
ポールは影響を受けたというクラシカル・ディズニーの作品についても言及。動物愛護家の立場からもディズニー作品を褒め称えた。「ディズニーは偉大な創始者だね。彼は僕たちに動物に対する残虐性を教えてくれた。彼のお陰で、僕たちは動物に同情するようになったんだ。彼は動物にもお母さんがいるってことを気づかせてくれたんだよ。彼が僕たちに動物に対する憐れみを与えてくれたんだ。僕はたくさんのことを彼のお陰だと思っているよ」とポールは語り、動物愛護の意識を高めてくれた作品として、『バンビ』、『ダンボ』、『きつねと猟犬』、『ジャングル・ブック』の名を挙げた。ポールがディズニー作品の中でいちばん好きな作品は、『わんわん物語』だという。
このDVDはポールにとって初めの一歩に過ぎない。ポールの頭の中にはすでに童話のアイデアが生まれており、順調に行けばその童話をアニメ映画化したいと考えている。
またロイターによると、この電話インタビューは、先週カリフォルニアでのスタジオ・レコーディングのあとに行なわれたという。


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