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『YES オノ・ヨーコ』展、東京で開催 続報


4月17日、東京都現代美術館でジャパン・ソサエティー・ニューヨーク主催 『YES オノ・ヨーコ』展がスタートした。
開催にあたり関連イベントが先週末に開催された。4月15日には祝賀パーティーがフィリピン大使公邸で開催された。会場となった現在のフィリピン大使公邸はヨーコが子供時代に過ごした家。ヨーコは高円宮妃殿下、近衞ィ子様、文化庁長官をはじめ各界の華やかな顔触れからお祝いの言葉を受けた。
4月16日には同展の内覧会、記者会見、レセプションが東京都現代美術館で開催された。ヨーコは「立場のある政治とは違い、芸術は誰とでもコミュニケートできる。何かの足しになれば」とあいさつ。「ジョンも私も戦争は嫌だと心の底から思っていた。私の夢は人類が存在し続けること。絶対にがんばろうと思っている」と生涯、平和運動を行なっていくことを明言した。ヨーコは会見後、報道陣を引き連れて壁や床に「平和祈願」などの文字を書くパフォーマンスを行なった。
4月17日のグランド・オープンでは、14時から15時15分まで、館内の講堂にてヨーコのライブ・パフォーマンスが開催された。
同展ではエントランスから棺桶がいくつも並べられた作品『エクス・イット』をはじめ、『グレープフルーツ』に見られるような初期のインストラクションから 『FLY』などの映像作品、ジョン・レノンとの出会いにまつわる『釘を打つための絵』、『天井の絵/イエス(YES)・ペインティング』、そして『プレイ・イット・バイ・トラスト』など近年の作品までが展示されている。ヨーコの40年にわたる活動を振り返る一大回顧展だけあって早くも話題を呼んでいる。なかでも吹き抜けの大空間を使った作品『モーニング・ビームズ』は東京都現代美術館だけで見ることができるとあって注目されている。『ウォーター・ピース』、『願かけの木』など参加型の作品もあり、積極的に参加する人々の姿も見られた。

『YES オノ・ヨーコ』展
4月17日〜6月27日 東京都現代美術館
●会場HP:http://www.mot-art-museum.jp/ex/plan_h16-01.htm
●開館時間:10:00−18:00(入館は17:30まで)
●休館日:月曜日(ただし5月3日(月)は開館)
●観覧料:一般1000円、学生800円、中高生/65歳以上500円、小学生以下 無料


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