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ムーディー・ブルースの初代ベーシストが死亡


5月15日、英国のロック・グループ、ムーディー・ブルースの創立メンバーでベーシストのクリント・ワーウィック(本名アルバート・エクルズ)が肝臓病のため英バーミンガムの病院で亡くなった。63歳だった。
ワーウィックは1964年、のちにポールのウイングスのメンバーとなるデニー・レーン、マイク・ピンダー、レイ・トーマス、グレアム・エッジとともにムーディー・ブルースを結成。ムーディー・ブルース在籍中にビートルズのツアーに参加し、ジョン・レノンやポール・マッカートニーとの親交を深めた。
1966年に脱退後は、大工の職に就くものの、アルコール中毒と、1996年の息子ポールの死による心痛の問題を抱えていた。もうひとりの息子リーによると、ワーウィックはアルコール中毒を克服し、新たな伴侶パメラ・フェランを得て、ふたたび音楽を作っていたという。「父が作っていた音楽が日の目を見る機会があるといいのですが」とリーは語った。


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