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ストーンズのドラマー、闘病中


英『サンデー・ミラー』紙は、ローリング・ストーンズのドラマー、チャーリー・ワッツ(63歳)が咽喉癌に侵されていることを明らかにした。
同紙によると、ワッツは2か月前に首に腫瘍を発見、ただちに検査を行なった。腫瘍は悪性と判明し、現在ワッツは毎朝チェルシーの自宅からロンドン南西部にあるロイヤル・マースデン病院に行き、放射線療法を集中的に受けているという。治療の経過は良好で、医師の見解ではワッツは完全に回復すると見込まれているとのこと。
ローリング・ストーンズのスポークスマンは、「チャーリーは咽喉癌であると診断され、6月に小手術を受けました。放射線療法も終わりに近づいています。彼は完全に直ると見込まれており、年内にバンド活動を再開するつもりです」とコメントした。
ワッツは15年前に禁煙したが、ストーンズの活動とは別に、ジャズ・バンド活動を行ない、タバコの煙が充満したジャズ・クラブで定期的に演奏をしていた。ワッツはパッシブ・スモーキング(間接的喫煙)の影響で咽喉癌を患ったのではないかと見られている。
今年初めには、同じくストーンズのロニー・ウッドがスキャン検査を受け、微量の肺気腫を発見、医師から禁煙を命じられた。ウッドは同紙に「もし今禁煙したら未然に防ぐことができるけど、あと1年吸いつづけたら、肺気腫が悪化し、肺が無空気状態になると医者から言われたよ」と話した。
2001年11月に他界したジョージ・ハリスンも咽喉癌を患っていた。


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