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イエロー・サブマリンのインスピレーションとなった絵、発見?

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ジョン・レノンの友人であるデビッド・アシュトンが、ジョンと子ども時代にふたりで描いた絵を見つけたという。その絵はマージー川に打ち上げられたクジラの絵で、アシュトンの持ち物の中から出てきた。彼はそれが、楽曲‘Yellow Submarine’のインスピレーションのもとであると確信していると語っている。
打ち上げられたクジラは2頭で、当時話題になっていた。ふたりはよく灯台まで遊びに行き、クジラが打ち上げられたとき一緒に見にいったという。クジラの体は腐りかけて黄色くなっており、カラスやカモメに食べられていた。アシュトンの母親が買ったスケッチブックにふたりで絵を描き始めたが、実際にはほとんどジョンが描いた。母親は10年ほど前にアシュトンにそのスケッチブックを渡したが、そのとき彼はそれを見ず、最近それを見て初めて発見したという。クジラは1953年9月に打ち上げられ、絵に描いたほうのクジラは体長21フィート、重量4トン。港湾当局はクジラを救うことをできず、苦しみから救うために射殺した。この絵はおそらくたいへん価値があるだろうが、アシュトンは自分の家族のために当時の話を書き記しただけで、この絵を手放すつもりはないとのこと。


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