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ショーン・レノンの新アルバム、9月発売


ショーン・レノンのニュー・アルバム、“FRIENDLY FIRE”が9月26日に発売予定であることが明らかになった。
販売元であるキャピトル・レコードのサイトでプロモーション・ビデオを観ることができる。監督はマイケル・チベッタ。映画形式の幻想的な映像で、出演はショーンのほかにマーク・チャップマンを題材にした映画『Chapter 27』に出演していたリンジー・ローハンや、以前噂もあったビジュー・フィリップス、ジョン御用達の料理店『紅花』のオーナー、ロッキー青木の娘で女優のデヴォン青木ら豪華キャストが出演している。
“FRIENDLY FIRE”は、前作“INTO THE SUN”で見せた映画のようにバラエティ豊かな曲構成になっているが、自由な形式というよりは、よりトラディショナルで統一されたテーマを持っているとのこと。
前作の発表以来ショーンは、さまざまな人たちとコラボレーションしてきた。母オノ・ヨーコをはじめ、マニー・マーク、デルトロン3030、ハンサムボーイ・メディシン・スクール、ビンセント・ギャロ、サーストン・ムーア、ジョン・ゾーン、ライアン・アダムズ、ベン・リー、ボアダムズ。才能ある友人らとのコラボは“FRIENDLY FIRE”を発展させるのに自然なかたちで貢献したという。
「音楽業界のしくみに幻滅したファースト・アルバムから長い時間が過ぎた」と、ショーン。「僕はレコーディングや演奏することをやめていたわけではない。やっていたけれど、より思慮深くやっていた。“FRIENDLY FIRE”は、再び公な形で音楽活動をするのがどんな感じかという実験なんだ」
ショーンみずからがプロデュースした“FRIENDLY FIRE”のセッションは、彼がプロデューサー/エンジニアのトム・ビラーとドラマーのマット・キャメロン(パールジャム、トリ・アモス)に、2週間のスタジオでのコラボに参加するよう頼んだのが始まり。トム・ビラーは、フィオナ・アップルとカニエ・ウェストのレコーディング、‘Eternal Sunshine Of The Spotless Mind’‘I (Heart) Huckabees’を手がけたプロデューサー、ジョン・ブライオンが信頼するミキサー。
ショーンは前作ではほとんどの楽器を演奏した。“FRIENDLY FIRE”でもほとんどのパートを書いているが、自在に形を変える「バンド」が、ほとんどシングルテイクでライブ感のある録音をしている。ほかの参加者はジョン・ブライオン(オルガン、ギター、アディショナルドラム)、ハーパー・サイモン(ギター)、ビジュー・フィリップス(バックボーカル)など。
“FRIENDLY FIRE”収録曲
1. Dead Meat
2. Wait for Me
3. Parachute
4. Friendly Fire
5. Spectacle
6. Tomorrow
7. On Again, Off Again
8. Headlights
9. Would I Be the One
10. Falling Out of Love


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