新着ニュース ジョン・レノンの‘Imagine’が、イギリスのカトリック系の小学校で「反宗教的」という理由から児童が歌うことを禁止され、保護者らが反発していることが明らかになった。 問題の小学校は、イギリス南西部エクセターにあるセント・レナーズ小学校。児童らは来るべき学期末のコンサートに向け練習を重ねていた。コンサートで歌う曲は‘Imagine’。しかし学校側は‘Imagine’の「宗教がない世界を想像してごらん」という歌詞について、国教会にふさわしくないと判断、別の曲に急きょ差し替えてしまった。 児童の母親らは「すばらしい歌なのに、歌ってはダメなんてナンセンス。歌詞は信教を否定しているわけではないし、全体の文脈から判断すべき」と話している。 小学校の校長は、「校内で‘Imagine’を歌うのを禁止したというわけではないのです。コンサートでは歌わないことにしただけです。代わりに‘Songs For A Green Earth(緑の地球の歌)’という曲を選びました。コンサートのテーマに最も合うと思ったからです。我が校はチャーチ・スクールです。我々の行動の源はすべて神だと信じています。ですから‘Imagine’は公共の場で歌うには適していないと考えたのです」と弁明した。
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