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新着ニュース 創立10周年を迎えた総合芸術大学LIPA（The Liverpool Institute For Performing Arts）の今年度の卒業式が、7月28日にリバプールのフィルハーモニック・ホールでLIPAの後援者代表を務めるポール・マッカートニー参列のもと挙行された。 第9回目にあたる今年の卒業式は、250名を超える卒業生がステージ壇上に着席するなか、午後２時から始まった。卒業生たちの大学生活を振り返るビデオが上映され、続いて卒業生一人ひとりが壇上でポールから卒業記念のエナメルを手渡された。ポールは式を締めくくるスピーチで、「音楽は教えるものではなく、感じとるものだと思います。LIPAは音楽を感じとることができる環境を用意し、生徒、先生、多くの協力者とともにその環境を楽しみ、発展させてきました。そして、大切なことは、LIPAのこの環境の中で、生徒一人ひとりが新たな自分を見つけ出すことなのです」と語った。 なお式では、併せてイギリスの映画俳優、テレス・スタンプをはじめ５名の著名人に、ポールからLIPAの名誉学士号が授与された。日本からはLIPA日本事務局長が参列した。
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