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ジョージ、コンサート・フォー・バングラデシュの功績に記念プレート

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8月1日、“THE CONCERT FOR BANGLADESH”は35周年を迎え、コンサートが行なわれたマジソン・スクエア・ガーデンで、ジョージの代理人として妻のオリビア・ハリスンに貢献を讃える記念プレートが授与された。
オリビア:「2001年の30周年のとき、ジョージはまだこの世にいました。彼に代わって35周年イベントを遂行することができたことを誇りに思います。彼らが尽くしてきた努力を最大限に実らせることができました。その努力とは何千という人を助けただけでなく、チャリティ・イベントの先駆けとなったのです。この35周年イベントにより、ユニセフに募金がもっと集まり、ジョージとラビが行なった人道的功績が人々に再認識されることになります」
「バングラデシュが独立したとき、何千人もの難民がインドに流出しはじめました。私は罪のない人々が苦しんでいるのをみて、心が痛みました」とラビ・シャンカール。「私はどうにかして彼らを助けるために、資金を募りたいと思いました。私はコンサートを企画し、何人かの友人と私自身が出演するつもりでした。ジョージは当時ロスにいて、私をたずねてきていました。彼は私が心を傷めているのをみて、とても心配しました。私はジョージに、何が起こっているか話し、手を貸してくれるよう頼みました。そして彼はいろいろな人に電話しはじめました。それが始まりで今に至ります。当時、誰もバングラデシュのことを知りませんでしたが、翌日には世界中がそのことについて話していました。“THE CONCERT FOR BANGLADESH”は私にとってとても大切です。私が心からやりたかったことだからです。こんなに世に認められたことを、ジョージに感謝しています」
MSGエンターテイメントのジェイ・マルチアーノ氏は「1971年、ジョージがラビ・シャンカールの話を受け、ボブ・ディラン、リンゴ・スター、エリック・クラプトンらとマジソン・スクエア・ガーデンで“THE CONCERT FOR BANGLADESH”を行ない、彼はその後のチャリティ・コンサートのひな型を作ったのです。私たちはこのコンサートの35周年記念プレートを「Walk of Fame」に埋め込むことができることを誇りに思います。コンサート記念日の8月1日に、オリビア・ハリスンさんとこうしていると、ジョージが成し遂げた音楽で変えることができることがあることを思い出させてくれます」と語った。
オリビアは「“THE CONCERT FOR BANGLADESH”の重要性と、ジョージ、ラビ・シャンカールほか友人たちのパイオニア精神が35年経つ今も認識されていることを大変うれしくおもいます」と語った。


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