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ジョンの歌詞がジョン・レノン空港に飾られる


ジョン・レノンの楽曲の歌詞を引用した巨大なカラー・レコード盤がリバプール空港に飾られている。
そのアート作品は、もうすぐ始まる今年のリバプール・ビエンナーレの代表作品で、現在は空港利用者に見せるためディスプレイされている。
作者は、ポルトガル人アーティストで、政治活動家でもあるリゴ(23歳)。作品はチェックイン・エリア、到着エリア、ガラス張りのターミナルビル入口につり下げられている。
それらには‘Give Peace A Chance’‘Imagine’‘Well Well Well’‘Gimme Some Truth’などジョンの曲からの詞が引用されて書かれている。

リバプール・ビエンナーレのチーフ・エグゼクティブであるルイス・ビグス:「今までのように、リバプール・ビエンナーレは、リバプール・ジョン・レノン空港からのサポートに感謝します。リゴの作品は、今日の政治的状況を考察しています。リバプール・ビエンナーレとジョン・レノン空港とのパートナーシップとして、特別に製作依頼されたものです」
「リゴはサンフランシスコ拠点に活動しています。今回の製作依頼によって、ジョン・レノン空港が国際的にアーティストのめざす場所になってくれればいいと思っています。2008年のリバプール・ビエンナーレを楽しみにしていてください」
ジョン・レノン空港ははじめ、2004年にリバプール・ビエンナーレに協賛し、オノ・ヨーコに作品を依頼、展示した。その作品は、3つの巨大な48枚のポスタースペースに展示された。
空港はそれ以来、空港利用者向けのパブリックアートの展示を発展させようと意欲的である。
空港最高責任者のニール・ぺーキー:「私たちは、リバプール・ビエンナーレとパートナーシップを持てて光栄です。同時に、ジョン・レノン空港の発展を支援してくれているヨーコに感謝しています。ジョンの彫像とイエロー・サブマリンが設置されている場所として、私たちはジョンの功績をたたえ、彼の価値観を尊敬しつづけていきたいです」


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