新着ニュース


ポール、ヘザーとの法廷対決、断然優勢


先週の水曜日と木曜日、ロンドンの法廷内で起きたことの詳細が、初めて明らかにされた。ポールの関係者によると、ポールは圧勝の一歩手前だという。
昨年のヘザー・ミルズの驚くべき主張、―ポールが彼女に暴力を振るい、彼女の身体が不自由なことをからかった―というは、いとも簡単にポールの弁護士たちによって打ち破られた。
ポールの弁護団は、ヘザーが夢想家であることを詳細に説明し、ヘザーのポールに対する主張を整然と打ち破っていった。簡単に勝利が自分のものになることを確信していたヘザーの怒声が、法廷内に響き渡ったという。
裁判官によって、ヘザーの証拠の多くは「証拠能力なし」と規定された。
もっともヘザーにとってダメージとなったのは、彼女の公的発言をくまなく調査してポールの弁護団が作成した「真実と嘘」書類一式だった。
ポールは裁判所を去るときは、どの日も、ヒューっと口笛を吹き、お決まりの「ピース」サインをして去っていった。そのピースサインは、「ビクトリー」のVに解釈されている。対照的に、ヘザーは頭を下げたまま、険しい表情で去っていった。
「ポールの弁護団は、ヘザーがここ何年ものあいだに公言したことについて、徹底的に聴き取り調査をしてきた」と、法的関係者は言う。
「彼らはまた、本、記事、ウェブ投稿まで、ヘザーが書いたものすべてを調査し、些細な矛盾点までも探した。また、ヘザーがコールガールだったことに対して否定している点にも着目した。それはもちろん両者にとって気分のいいことではありませんが、嘘の発言をしているのはヘザーなので、仕方がないことなのです」
ヘザーの弁護団は、できるだけ早く和解するようアドバイスしているという。


[新着ニュース一覧にもどる]